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キーンコーンカーンコーン
「席つけよーー」
「なあ先生!!今日転校生おんねやろ?」
「なあどんな子?かわいい?」
「情報早いな、小笠原は。笑
渡辺、入ってこい」
「はい♪」
コソコソ
「え、めっちゃかわいいやん…?」
「かわい~?」
「渡辺美優紀です、みるきーって
呼んでください♪♪」
「「「みるきーー」」」
ニコッ
「…じゃあ渡辺は~…」
「んーっと……あっさやかちゃん…♪」
「「「さやかちゃん!?」」」
「ん?山本、知り合いか?」
「あ、はい?」
「おーーい山本!」
「っん…」
「知り合いらしいし頼むぞ、よしじゃあ渡辺あそこな」
「はい?」
「は?え、知らんねんけど…」
「さやかちゃん♪」
「え、待って……だれ?」
「覚えてないか~やっぱりな…」
「ちょ、彩!!みるきーと知り合いなん?」
「えっちょ、だからまじで知らんって」
「さやかちゃんとわたし、
昔っからの知り合いですよ♪
さやかちゃん照れ屋やから…笑?」
「は?お前なにゆって…」
コソ
「いいから、きて♪」
「え、あ、ちょ……」
「彩とみるきーまじで知り合いなんかよ」
「おい、なあ!!!!」
「ん??」
「ん?じゃないやろ」
「なにが」
「あたしらどうゆう…」
「美優紀」
「だから…」
「渡辺美優紀ほんまに覚えてない?」
「なにゆって………」
「にこっ」
「え、美優紀って…あの?」
「そう、美優紀やで」
「お、まえ…だって…」
「…」
「まあええわ、あんたのことなんか信用しとらんし知り合いでもないから」
「待って、さやかちゃん…」
「は?ちょっなんで泣いて…」
ギュッ
「わたしさやかちゃん探してて、
やっと見つけたんや。
どこにも行かんで…お願い…」
「………えっ///」
さやかちゃんとわたしの秘密を
さやかちゃんにお話するのは
もう少し先のことかな。
言えるときがくらまでもう少し
待っていてください。
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