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「そういうことなら!」
「わかった!」
「守君!帰りましょ!」
「え、ちょっ?軌跡ォ!?」
ビッチ共に引きずられていく主人公の姿を確認し、俺は下校中の平和を手に入れた。
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ちょっとした知り合いに昇降口で出会い、方向もだいたい同じということで共に下校していた。
「確か……守だっけ?なんであんなにモテるんだろうな」
「知らん」
それは俺が知りたい。
つーか、俺もモテたい。ただしビッチお前らは駄目だ。
「やっぱりイケメン補正なのかねぇ」
「だろうな……フツメンに救いは無いみたいだ……」
※軌跡は中性的な顔立ちで女性に間違われることもあるが一般的にはイケメンの部類
「それをお前が言うかwwww」
「女に間違われるとかさ……考えてみ」
「仕方ないよ、コンバートしたらそうなったんだから」
「GG〇はまだ存在してないし、俺はSA〇プレイヤーでもない」
そういえば、こいつの名前なんだっけ
ま、面倒だが聞いておこう
「そういや、名前なんだっけ?」
「まさかの覚えてないだと……冬木 頼斗(フユキライト)……一般人さ」
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