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「ハァ……ハァ……もうやだ、痛すぎる……」
「……その容姿でこの状態は少々危ないものがありますね」
激痛が始まってから多少時間が経ち、少し痛みが引いてきた辺りでディアナにそんなことを言われた。
解せぬ。
「ハァ……これならなんとか動けるか……」
ようやく痛みが引き、まともに喋れるようになった。
「仕方ないですよ?最狂の肉体にするための筋トレみたいな感じですから」
「その割には筋肉量が増えてない気が……」
「擬似的ですし」
「まぁいいや、変態神とやらに会いたいんだけど」
俺が死ぬ原因を作った神──俺の予想は転生先の世界神──を一発殴りにいく。
「それでしたら今呼びます。視界に入れたくないですが」
「そこまでかwwww」
おっと、チートが付与されたせいか雑草が生えてきたな。
滅多に生やさないようにするがな。
「ディアナちゃん呼んだ?」
「俺が呼んだんだよ、この変態がァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
「モルスァ!?」
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