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「竜巻旋〇脚!キャンセルから、昇〇拳!」
やってみて今更だが、出来るとは思わなかった。
後、一発殴ると言ったな?
あれは嘘だ。
「ゴフッ……誰だ?ディアナちゃんとの一時を邪魔する奴は……」
「いやぁ、そのディアナちゃんとやらがね、どこぞの変態が鬱陶しいから斬り掛かったんだってよ」
「あの熱いスキンシップかい?」
うぜぇ……っと我慢しろ俺。
「でさ、その時に書類を巻き込んじまったそうだ。つまりさ……殴っていいよな?お前のこと」
「もう殴ってるじゃないか。それに君ごとき人間が神に勝てるとでも?」
「なに、奇跡の一つや二つ起こしてやるよ」
俺にとっては奇跡でなくても、誰かが奇跡と思っていればそれは奇跡だ。
誰かが有り得ないと思っているうちは、奇跡と成り得る。
「ストップです!」
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