act.9 罪と罪 罰と罰

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「本当に……貴女のその頑ななところ……。そのくせ身体は淫乱そのもので、すぐに明け渡してくれる」 ゆっくりと――服をはだけさせられ。 「貴女が一番似合うもの……。なんだかわかりますか?」 耳を甘く優しく噛まれ―― 「……ん!!」 びくりと身体がこわばる。 「娼婦ですよ」 耳元で――甘い声で囁かれる。 「貴女が一番似合うものは娼婦なんですよ……。身体は常に淫らに男を求めてるクセに……心は拒んだままで、純情捧げた男の心の闇は覗いて……怖くなったらそれは違うって逃げて……」 クスクスと笑いながら、ズボンも剥ぎ取られ――。
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