2月10日……

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今日は、なぜか気分がいい。 なぜだろう? 自分でもわからない。 でも、とても気持ちが楽なのだ。     あの日から、一彦は毎日来てくれる。 バイトの休憩時間とか、学校帰りとか…… それだけで、すごく満たされた気持ちになる。 一彦が居なかったら、今の俺は存在しないと思う…… そんな時だった……    プルルルッ     病室の電話が鳴る     カチャッ     電話をとると、看護婦さんからメッセージが伝えられた……     カチャッ     メッセージの内容は一彦の事だった。 『今日は、用事が入って行けない……ごめん……』
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