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ある日、僕は主人にこう持ちかけてみた。
『ねぇ、僕たちもやってみない? 女を誘って……快楽で責めて遊んでみない?』
なぜ、こんなことを言ったのか。
今でもよくわからない。
主人の欲望が僕の何かを目覚めさせたのか。
主人は最初は躊躇っていた。
けれど……一度“それ”をやり始めたら――止まらなくなった。
夜の街。
女たちを誘う。
僕も主人も見てくれは悪くない方だとは――自覚している。
女たちはバカみたいに引っ掛かる。
そして――狂うほどの快楽。
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