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「!!」
その女教師の前には深夜がいた。
「涼夜様……」
「ああ…恐らく…………評価は」
深夜は二人に気がついててを振る。
「ビックリしたよね~。その顔ならだいたいわかってるみたいだね…」
謝る女教師に二言いって二人のところへニコニコ笑いながらきた。
「そう………僕の評価はS+だよ」
「涼夜様、あちらが空いてます行きましょう」
「アレ?ムシなの?」
深夜の評価を聞いて千夏たちは顔色を変えることなく空いている列に入る。
魔力評価は大まかに分けて高い順からS、A、B、C、D、E、F、Gとなっている。そして最高位のSは幅が広いため、SのみS+、S、S-と三段階に分かれている。因みにSを取る人はあまりおらず、特にS+は珍しい。
さっき、女教師が驚いた理由はそれだ。
「ねー、どう思ったの~?」
深夜はヘラヘラ笑いながら二人に聞く。
自慢している雰囲気は無い。ただ単に二人の思ったことを聞きたい様子だった。
それを察した千夏は嫌な顔をしてため息をつく。
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