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錦戸くん!なんて明るい声で教室に入ってくる手越からすぐにでも逃れたい気分になる。
あれから、机の上で無理やり足を開かされて、やめてと何度懇願しても山下くんと錦戸くんはやめてくれなくて。
口は山下くんのものをくわえて、お尻には錦戸くんのものをいれられて。
お互い自分勝手に腰を振るせいで、まともに休める時間などない。
そんな僕たちのところに、手越が機嫌良く入ってきて。
「え、…錦戸くん……?」
こんな僕の姿を見て困惑している手越。
「おん、手越。俺、増田のこと抱けたわ……」
「まっすーを……?」
「んっ、んっ!!んぅっ!!ぅうう!!」
口に山下くんのものがあるせいで、手越に言いたいことが言えない。
手越に謝らなきゃ。二人を跳ね除けて、言わなきゃ。そう思っても、思いとは逆に体は動かない。
「……錦戸くん……ひどいよ……」
錦戸くんに抱かれてる僕を見るなり手越は地面に泣き崩れた。手越の悲痛な泣き声が聞こえる。聞こえてるのに、なにもできなくて。
錦戸くんがそんな僕の意志に反して、僕の体を持ち上げ手越の目前まで連れていく。
その拍子にくわえていた山下くんのモノが抜けて、口が自由になる。
錦戸くんが僕を下から突き上げる。目前には手越の顔があって。
一人では自分の体を支えられていなくて、思わず泣き崩れてる手越にすがりつく。
「ひゃ、ぁ、ぁっ!て、手越……っ!てごし、てごしぃっ!」
「まっすー、」
「てご、っ…や、やぁっ……手越……っ、ごめ、ごめ、なさっ……ごめん、ぁ!」
錦戸くんがラストスパートのように腰を振り初めて、体が乱暴に揺さぶられる。
その衝撃から逃れるように手越を強く抱きしめる。
でも、どんなに抱きしめたって錦戸くんから乱暴な抜き差しは止まらなくて。
やっと止まったと思うと次に、どんなに経験したって慣れない気味の悪い精液が体に入ってくる感覚に寒気がした。
「ぁっ……ぅ、あ……」
錦戸くんのが体中に染み込んでいく感覚。
僕はそれをただ受け入れて綴り泣くことしかできなかった。
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