第1章

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沖「いいえ?花音は兄上を殺していません。さっき原田君も言ったでしょう?貴方の兄上は命をはって妹を守ったのです。誇りに思いなさい?」 山「そうですよ?貴方は自慢の兄を持っているのです。兄上は幸せにですね。妹にこんなにも想われるなんて。」 花「山南さん・・・」 それからずっと花音は泣いていた。溜めていたものを全て吐き出すように。 でも花音が泣いてから彼等と花音の距離は近づいた。 花音が泣いたこの日から壬生浪士組と花音は本当に家族になれた。
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