カフェラテをもう1杯

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馬鹿にされても仕方がない。 田舎の高校は学校の数そのものが少なく、公立高校の受験に失敗した私は滑り止めとして受けていた私立高校に入学した。 しかしあの学校は私本来の学力レベルよりもうんとレベルが低く、温くて緩やかな授業の中、私は1年以上その環境でマイペースに学び続けていたのだから。 都会の学校は全体的にレベルが高い。 同じ私立高校の普通科でも、そのレベルは私が元いた学校よりも遥かに難しいもの。
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