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お母さんの愛を確かに感じれるから。
この愛は決して『幻』なんかじゃない。
翌日、夏休みの最中だというのに、早朝から電車に揺られて終点を目指していた。
そう、かねてより伊野瀬君が口にしていたあの『海へ遊びに行く』という予定が正式に決まったからだ。
あまり見せられたプロポーションじゃない私が肌を晒す事に早くも戦々恐々。
それは私に関してだけじゃなくて、大抵の女子の大きな悩みとなっているのは言うまでもない。
「最近ちょっと太っちゃってさぁ、部活のせいで筋肉になっちゃうからなかなか落ちなくて困ってるんだよね」
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