メイと転入生

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そう言えば前に遊園地に行った時、まめしばが言ってたっけ? 「理人が絶叫マシンダメだから、俺来たことなかったんだよな。」 って。 これで間違ってたら、もうあいつは苦手な物がない。 メイ 「わかった!」 ローズ 「さあ、答えなさい。」 メイ 「遊園地の絶叫マシン!」 ローズ 「柴田?どうなの?」 理人 「恥ずかしながら、その通りでございます。」 リカ 「やっとだわ!」 泉 「しかし意外だね。理人さんが絶叫マシン苦手なんて。」 ローズ「これで決まったわね。勝者、東雲メイ!」 みるく 「メイ、やったな!」 凛 「よかったよかった!」 メイ 「皆、ありがとう!」 不二子 「これで理人さんといられるのね!」 メイ 「うん。」 理人 「メイ様、おめでとうございます。」 メイ 「ありがとう。よかった。」 理人 「ええ、本当に。」 優里 「なんなのよ。」 メイ 「え?」 優里 「だって理人さんは…っ。」 理人 「優里様。私は今もこれからもずっとメイ様の執事でございます。それは、変わりません。」 優里 「…っ!」 不二子 「あらー、行っちゃったわね。」 リカ 「仕方ないわよ。」 メイ 「あの子…、絶対何か抱えてる気がする。ねぇ。」 理人 「メイ様ならお気づきになると思ってました。」 メイ 「ごめん!みんな!」 リカ 「ちょっと!メイ!」 泉 「リカ。あれがメイだよ。いくら敵でも、心配になると止まらないんだ、あの子は。」 みるく 「どんだけいい奴なんだ、メイは。」 不二子 「いい人だから大変なのよ?メイだって色々抱えてるわ。」 根津 「それを支えてるのが柴田兄弟だからな。」 木場 「そうですね。」 みるく 「今度柴田理人を遊園地に連れてくぞ、大門!」 大門 「みるく様…(笑)」
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