知らない

2/2
27人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
今日も俺は、腐な人生をenjoyしてんぜ!!       大好きなサイト『ヤンデレレBLランキング』を観覧中だ       長編はあまり好まないから、短編をよく探してしまう     長編は読む時間がないからな       短編だと、短く深くヤンデてくれる       最近、お気に入りの作者さんが更新しなくなった     すっごく気に入っていたのになぁ       ネタがなくなったのかな? 面倒になって諦めた?   中傷とかで心痛めた?   そんなことで、今まで書いてきた作品を投げ出すわけ?   読者としては、ずっと続けてほしい         まぁ、そんな俺の願いなんて誰も聞いてくれないんだろうなぁ           それに、願うなら     まず最初に       俺は自由を願う         携帯小説読んでる時点で自由だろ!って思う?       もっと俺は沢山のBLを見たい     本屋さんでとかゲームショップとかテレビとか・・・             ガチャッ     「ただいまぁ   まーくん       イイ子にしてたかなぁ?」     「達也・・・   うん、いい子にしてたよ」       達也に駆け寄る       「ふーん・・・       嘘       つき」         「は?」     なんのことだよ?     ・・・!!   あ、忘れていた     ランキングに取り込まれて、時間を気にしていなかった         部屋のカメラに視線を送ることを忘れていた         「俺ねぇー   嘘つきって   だぁい嫌いなの     俺の事を忘れちゃうくらい携帯が好き? そんな携帯なんていらないよね!!」     俺の手から携帯を取り上げバキッと半分に折る         なんで、俺のガラケーなんだろ・・・               「ふふ     これで、俺だけを見てくれるよね       まーくん」         つか、まーくんって誰?             俺の名前は       檜崎 翔太(ヒノサキショウタ)だ         「ま」なんてついてない。 いつまで、続くのだろうか   この勘違い いや、人違いか・・・ ― 後書きという名の裏設定     主人公は忘れているかもしれないが 昔、チャットで主人公は「まぁ」と言う名前でチャットをしていた     達也は、そのころに主人公と仲の良かったチャット友達     人違いでも何でもありません。  
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!