第1章

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 カルルは、優しく笑う。 「そう、これが『握手』だ……よろしくな、ネズミちゃん」  その言葉に応えるように、クリスは繋がった腕をブンブンと振った。  これが、牢に入れられた呪術師・カルルと他種族と話したいネズミ・クリスの初めての出会いとなった。
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