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ある高校の女子トイレ…ここでは日常では見ることのできない光景が広がっていた。
それは、ある生意気な男の子が女の子たちに両手両足をピンと伸ばされ、その上に座り込まれて大の字にガッチリ押さえつけられている…身動きを一切取れないように固定されているのだ。
「おい!何すんだよ…離せよっ!」
彼は強がり、叫んだ。
女たちはクスクスと笑いながら男に囁きかける。
「何って、約束だったよね?」
「そうそう。もし次センコーにチクったら、ただじゃ済まないって。」
「あんまり声出しちゃうと、人来ちゃうよ?」
彼は息を飲み怒りを抑えた。
ここは女子トイレ、男が入ってるのはマズイし女子しか入ってこない…女にこんな無様な姿を見られでもしたら。
考えるだけで寒気がした。
「ふざけんな!後で覚えてろよお前らぁ!!」
「フフン…生意気言っていられるのも今のうちなんだけどなぁ。」
「ククク…みんな、アレやるぞ。」
女たちはニヤニヤと意地悪そうに笑った。
男は一瞬怯むが、やはり男としてのプライドから強気な態度で彼女たちを睨み付けていたが、彼女たちが両手を近づけてくるのを確認すると口をキュッと閉じて歯を食い縛った。
こちょ…
ビクンッ…
こちょこちょ…
ビクビクッ…
こちょこちょこちょこちょ…
「かはぁっ!???っくくくくく!…………な、何を…ひひひひひひ!!」
「ほぉら、怒らないでね~。笑って笑って~?」
「やっぱり男子高校生には爽やかな笑顔が良いよね!」
男は顔を真っ赤にして口に空気をいっぱい含み我慢しているが、笑い声を口の端から漏らしてしまっていた。
爽やかとは程遠い顔を眉をひそめて困った顔をしながら女たちは彼のシャツに手を入れ、脇の下、脇腹、おなか、足の裏などをコリコリと引っ掻いていく。
「どうした?まさかこんな子供だましに屈服しないよな?」
「……………くひひひひひひひ!!…………するかよ……こ、こんなっ…くっくっくっく!」
「だよね~!頑張って我慢してね?もし我慢できなきゃ、罰ゲームだから。」
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