第1章

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俺は内心ほくそ笑んでいたものの、悟られないようにしながら足の裏に指を持っていく。 彼女はビクッと反射的に体を仰け反らせていたが、どこか期待しているような顔をしていた。 「はぅっ…ふひひひ……ぃやぁああああああああっはっはっはっはっはっはっはっはっは!ぎゃーーっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 あの清楚なメイドのあまりにも下品な姿と笑い方に、やはり目と耳を疑ってしまう。 それでも、彼女が望んだことだとニヤリと笑い、足の裏を徹底的にこちょこちょし始めた。 「うああああっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!ごじゅじんざまっはっはっはっはっは!!おゆるじぐだざいっひひひひひひひひ!!」 後悔してるのかな?彼女は目に涙を浮かべながら、真っ赤な顔をイヤイヤと横に振り回し、たまにグルッと仰け反らせて悶え苦しんでいる。 「あじのうらだげはやべでぐだざいっひひひひひひひ!!ひぃーーーっひっひっひっひっひっひっひぃーーー!!!」 キレイな足の裏してるなぁ。 潤いがあって、少し赤くなっていた。 俺はスベスベのかかとを少し強めにガリガリとくすぐってみる。 「ぅやぁああっはっはっはっはっはっはっはっは!!かかとがぁぁぁっひゃひゃひゃひゃひゃ!!かかとがむずがゆいっひひひひひひひ!!」 かかとの感触を楽しんだら、次は土踏まず。 ここは普段何かに触れることがない分刺激にはとことん弱い。 強すぎず、弱すぎず、絶妙な力加減でこちょこちょくすぐってみた。 「なぁあああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!ぞれはぶりぃぃぃぃひひひひひひ!!反則はんぞぐぅふふふふふふふふふ!!」 土踏まずは良い反応するなー。 次は足の指の付け根、この膨らんだ部分か。 ここは凄いむず痒いと言うか、クセになるくすぐったさがあるんだよな。 そんなことを考えながら、膨らんだ部分を爪先で埃を叩くようにシュッシュと滑らせた。 「あいぃぃいいいいいっひひひひひひひひひひひ!!ダメダメぇっへっへっへっへっへっへ!!じんじゃうしんじゃうっふふふふふふふふふ!!」 次は指の間…これは歯ブラシとか羽箒とかあるとくすぐりやすいんだけどな~、と思いつつ器用に足の指の間に爪を潜り込ませ、さわさわとくすぐった。
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