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ある日、私は恋に落ちた。
私の名前は高橋雪奈、高校2年生の女子高生。
最近周りの友達がみんな恋人出来てわいわいがやがや・・・
私だけ出来てないような気がする。
「いい人いないかなー・・・」
私はボソッそ呟いた。
今日は始業式、新しい先生が来るらしい。
女子の中ではイケメンな先生が来るらしいと噂になっている。私は興味ないフリをしているが結構気になっている・・・
新学期、あたらしい教室で新しいクラスメイト。と思いきや隣の男子は去年も一緒だった武田純一だった。
「よ、雪奈!また一緒のクラスか、よろしくな!」
「また純一と一緒か」
「なんか嫌そうだなー」
「べつにー」
「むー仲いいなーおぬしどもー」
話しかけてきたのは1年の時から純一と私の三人組で仲が良かった竹田凛だった。
「仲いいって・・・別に友だから仲いいに決まってるじゃん」
「そういってホントは純一のこと好きだったりして」
凛は雪奈の耳元でぼそっと言った。
「なわけないじゃん!」
大きな声とともに雪奈は立ち上がった。
「何大きな声出してんだよ」
純一は驚いていた。
恥ずかしくなった雪奈は座った。
凛はくすくす笑っていた。
「凛まじでやめてよ・・・」
「ごめんごめん」
「そう言いながらまだわらってるじゃん・・・」
キーンコーンカーンコーン
「生徒のみなさんはろうかに整列し体育館へ行きましょう」
放送が流れた。生徒全員廊下に並んだ。
「ねえねえ雪奈新しい先生ってどんな人だと思う?」
雪奈の後ろに並んでいた凛がまた話しかけてきた。
「え、私はどうでもいいんだけど・・・」
「えー」
「はいはいすすみな」
雪奈のクラスは体育館へ進んだ。
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