第1章

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ある日、私は恋に落ちた。 私の名前は高橋雪奈、高校2年生の女子高生。 最近周りの友達がみんな恋人出来てわいわいがやがや・・・ 私だけ出来てないような気がする。 「いい人いないかなー・・・」 私はボソッそ呟いた。 今日は始業式、新しい先生が来るらしい。 女子の中ではイケメンな先生が来るらしいと噂になっている。私は興味ないフリをしているが結構気になっている・・・ 新学期、あたらしい教室で新しいクラスメイト。と思いきや隣の男子は去年も一緒だった武田純一だった。 「よ、雪奈!また一緒のクラスか、よろしくな!」 「また純一と一緒か」 「なんか嫌そうだなー」 「べつにー」 「むー仲いいなーおぬしどもー」 話しかけてきたのは1年の時から純一と私の三人組で仲が良かった竹田凛だった。 「仲いいって・・・別に友だから仲いいに決まってるじゃん」 「そういってホントは純一のこと好きだったりして」 凛は雪奈の耳元でぼそっと言った。 「なわけないじゃん!」 大きな声とともに雪奈は立ち上がった。 「何大きな声出してんだよ」 純一は驚いていた。 恥ずかしくなった雪奈は座った。 凛はくすくす笑っていた。 「凛まじでやめてよ・・・」 「ごめんごめん」 「そう言いながらまだわらってるじゃん・・・」 キーンコーンカーンコーン 「生徒のみなさんはろうかに整列し体育館へ行きましょう」 放送が流れた。生徒全員廊下に並んだ。 「ねえねえ雪奈新しい先生ってどんな人だと思う?」 雪奈の後ろに並んでいた凛がまた話しかけてきた。 「え、私はどうでもいいんだけど・・・」 「えー」 「はいはいすすみな」 雪奈のクラスは体育館へ進んだ。
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