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男が妖艶に笑う。ジッパーを降ろす音が部屋に響く。
男が自分を引き出すのを呆然と見た。男の体格に相応しいそれは、黒光りして欲望に濡れていた。
完全に勃起してる。歓喜に喉がこくりとなった。
「いい子だね」
掠れた声が囁いて、入り口に男が押し付けられる。
じっと男が喘ぐオレを見る。
何度か慣らすように腰がゆれて、一気に中に入った。
「あ……った。ったい。…………はっ。」
情け容赦ない一突きに泣き声が漏れる。
「きっつ。」
そう言いながらも男は腰を止めなかった。
「啼かないとイケないんだもんね?声一杯出したいんでしょ?」
喘ぎながら頷いた。もっとめちゃくちゃにして欲しい。男の腰を握って促すと男が呻く。
「もっとしてほしい?」
「ん……っと。もっと……あ、ああ。はあ……あっ」
絶え間なく喘ぎながらぼんやりとした目で男を見る。
男が中で角度を変える。
「や。やだ」
強い刺激に体が跳ねる。
「気持ちいい?」
「そこ……あっ」
ぐいっと男が強く突き上げる。びくんと体が震えた。
はあはあと息を吐きながら逃げようとする体を男が抑えつけて感じる場所を執拗に突く。
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