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「お待たせ。行こっか。」
「うん。」
何故か河内の隣を歩いている私。
…………。
……おかしい!!
なんかおかしい!!
なんで私は河内と二人で歩いてんの!!
黙って歩く私に、
「…なんか話してよ」
は?
「なんかしゃべんないとつまんない」
はぁ?
べつに楽しむ必要ないし。
とか思いつつも取り敢えず聞いてみる。
「部活たのしい?」
「楽しいよ。じゃなきゃやってらんないよ。」
まぁそれもそうか。
「レギュラーなんでしょ?すごいね。1年なのに。」
これはホントに思う。
「サンキュ。」
「お弁当とか足りるの?」
「俺自分で作ってるから、好きなだけ持ってこれるんだよ。」
「自分で作ってるの!?」
すごい!!
私いっつもコンビニなのに。
「…明日作ってきてやろーか?」
「うそ!?マジで!!助かる~(家計的に)」
「どーせいっつもコンビニだろ。」
「……。」
…バレバレだ……。
なんか女子力無さすぎて我ながら恥ずかしい……。
「そうですがなにか!!」
言われっぱなしは悔しいので言い返す。
「あはは!!分かってるって!!
てか開き直んな。」
なんか悔しいからお互いのお弁当を食べ比べする案を持ちかけて、明日張り合う(?)ことになった。
まぁ…
結果は……
…ご想像にお任せします………。
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