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「おじさんみたいですね」
「ぶ、何それひでー、ま、おっさんですけど」
わざとむくれた顔をすると、
「なんか、高坂さんって外見のイメージと実際は違うんだなーと思って」
と、少しだけ柔らかい表情を浮かべて首を傾けた。
「それって、褒めてんの?けなしてんの?」
「一応、褒めてます」
「ふ、ならいいけど」
そんなやり取りをしてから、酒と適当に料理を注文した。
◇
一時間半後。
「柚子梅酒と焼酎水割りおかわりください」
既に何杯目かわからない酒を注文する。
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