第1章・10年待ってて下さい
16/22
読書設定
目次
前へ
/
29ページ
次へ
「ショック?」 聞き返す私に、景太は憮然とした顔で言う。 「先生は忘れたんですか? 俺が10年前に言ったこと」 景太に追及されて、脳裏には10年前の思い出がよみがえる。 教育実習最終日の放課後。 体育館の裏にある銀杏の木の下で、私は景太に告白された。 『先生が好きです。10年、待ってて下さい』 冗談や軽い感じではなく、真顔で、まっすぐな瞳で真剣に言われた。
/
29ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4096人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
37,572(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!