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私はいじめ続けられていた
あのときから、
あなたを他の誰よりも
むごい殺し方で
殺してやりたいと
ずっと思っていました。
なぜ私が、あんな理不尽で
過酷なイジメを
受けなくてはならないのかと、
思いながら……。
あなたには、
イジメられていた人間の
辛さや苦しさが、
まるでわかっていなかったに
違いありません。
弱い人間の立場を
理解していなかったに
違いありません。
あなたは、
今まで理解していなかった
たくさんのことを理解しながら、
死んでもらいたいのです。
そうすれば、私の気持ちも
少しは晴れると思うから……。
木嶋綾子、
今から私とゲームを
楽しみましょう。
あなたの安っぽい命をかけた
胸踊る楽しいゲームを……】
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