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だからこそ、今眼前にある建物に対して「うわー王道だーこえぇーwwwww」なんていうコメントが出てくるってわけ
あ、でも
僕は別に腐男子ってわけではないよ
小説や漫画上では確かにこの受けの子可愛いなぁーなんて思うことも多々あるけど‥‥←
それを見て鼻血を出したり悶えたりすることは無いから☆
と、まー僕自身の自己紹介はこのくらいにして‥‥。
そろそろこの状況を変えようか。
そう思って今までボーっと彷徨わせていた視線を僕の斜め前に向ける。
そこには‥‥
「---‥‥あぁくそっ!!!何でこの門開かないんだよ!!この俺が来ているっていうのに!!!!」
そう言って、地団駄を踏むクz‥コホン。
宇宙生命体が一体。←
「ていうか!!この学園バカでかすぎ!!金使い過ぎだよな!!なぁ!!
ーーーー‥‥悠斗!!!」
そう言って、ニカッとウザいくらい眩しい笑顔を向けて来た。
「‥えぇ。そうですね。
ーーーー‥‥”朝陽”。」
俺の言葉に満足げにドヤ顔かましてくる。
うっわ、うざっ
バレないとは思っていながらも、少し顔を反らして舌打ちをする。
そう。
こんな王道学園の前で転入生なんて役になっちゃってる僕が言うのもなんだけどね?
今回は少し王道とは違ってるんだ。
今回、この王道学園の一之宮学園に転入する転入生は、1人じゃない。
僕たち、”兄弟”2人なんだよね。
さっき僕の名前を呼んだやつは、
紫崎 朝陽(シザキ アサヒ)
‥‥不本意なことに、僕の兄弟であり、一応兄にあたる人だよ
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