第四十五回*特別企画

6/17

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
よし続き行こう!! 血飛沫の真っ赤な色、空の真っ青な色、横断歩道と雲の真っ白な色だけがSawaくんの目に写ります。 梓ちゃんの香りと血の鉄臭い香りが、混ざり合って… Sawaくんはむせ返りました。 嘘みたいな陽炎が立ち上り、そんな二人のことを嘲笑います。 翡翠「嘘じゃないぞ」 そんな言葉を残し、嗤っています。 Sawaくんは思いました。 Sawa「これは…君じゃない。ただの赤い何かだ。 誰がなんと言おうと、これは君じゃない……」 そんな言葉とは裏腹に、Sawaくんの目からは大粒の涙がどんどんこぼれ落ちます。 夏の水色をかき回すような蝉の音だけが…やけにはっきり聞こえてきました。 全て……蝉の音に眩みました。 みい「……終わった?」 はい、第一幕終わり!!← 梓「アスファルト熱いです…」 翡翠「うわグロい!!梓さんマジグロい!!! 赤いですよ!!!血糊がヤバイです!!」 みい「確かに…本当に血に見えてきた…」 いやみいちゃん、自分がぶっかけたやんww しかも翡翠ちゃん、自分も赤いからね!!? Sawa「…次やらない?ww」 そ、そうだねww よしじゃあ梓さん、血糊を流して服を着替えてきてください!! Sawaくんはそこの公園の水飲み場の水で十分だよね、早く着替えてww Sawa「ちょww僕の扱いwwwwww」 ☆しばらくお待ちください☆image=486136280.jpg
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加