case1.青山結衣 13歳

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 瞼の上に光を感じた。  目を開けばそこは、いつもと変わらぬ真っ白な世界。  何一つ面白い事の無い、いたってつまらない空間。  あぁ、今日もまた、無駄な時間が流れるんだ。  そんな事を考えながら、私は渋々目を開いた。
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