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いつものように規則正しく滴下する液体を眺めながら体を起こす。
「これ終わったらコンビニ行こう」
そう呟いてから枕元の台に右手を伸ばす。
財布にいくら入ってたっけな?
なんて考えながら財布を掴むつもりが、そには思いがけない紙の感触。
「何よ、コレ?」
そう呟きながら手にしたのは真っ白な封筒。
表には『青山結衣様』と私の名前が記されている。
差出人の名前は、無い。
不審に思いながら封筒の上から中身の感触を確かめると、何か硬い物に触わった。
「カード?」
って事は……。
「嘘でしょ!?」
私はそう叫ぶと、最近めっきり上げなくなった口角をニンマリとさせた。
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