60人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ
プロローグ
その昔人間の技術は進化をとどまる事を知らず、その力はより一層強くなっていった。しかし、それと同時に人口物に頼る技術は世界のバランスを崩していく。
大気汚染、核開発、人口細胞、森林破壊。
それでもなお人間は技術革新という生物的怠惰を積み重ねた。
そしてそれは訪れた。
砂山を崩すように簡単に音を立てて崩れる世界。
地球規模のそれは経済、政治全てを麻痺させ、一夜にして荒廃の一途を辿ることとなる。
人間という技術に奢れた世界の滅亡。
それは第2の世界を作る始まりでもあった。
最初のコメントを投稿しよう!