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翌日、
穂花ちゃんのおばあちゃんは目を覚ました。
しばらく病院で安静にし、
本番には会場に来れるとのこと。
残り2日間のレッスンは
あっという間に過ぎ去った。
___アイドルお披露目当日___
AM9:05
「開演は午後2時。
12時になったら
車で公民館から特設会場に向かう。
その間、昼食を済ませておいて。
特設会場に着いたら楽屋にて衣装やメイクを。
開演30分前には準備OKの状態に。以上!」
(芦屋)
前日の朝、リーダーを決めることとなり、
推薦で全員一致で詩音ちゃんがリーダーとなった。
出発するまであと約3時間。
各自、振り付けの確認やボイトレなど
皆じっとして待つことはなかった。
AM11:55
車に乗り込み、特設会場へと向かった。
PM13:00
「泉~早く出てきなよー」
(瀬戸中)
「いやぁ、やっぱり恥ずかしいなぁ
この衣装ミニスカすぎてスースーするしさぁ」
(宮本)
「泉先輩!心配しなくても
めちゃくちゃ可愛いですよ!」
(高山)
「いや、たぶんそれ逆効果だよ(笑)」
(瀬戸中)
「あぁ~
恥ずかしすぎて爆発しそうだぁー!!」
(宮本)
「泉先輩!!私、頑張りますから!
周りの視線はコワいかもだけど、
このみんながいるから。
だから、泉先輩も一緒に!」
(小南)
「泉、たしかに気持ちは分かる。
私も最初、衣装に抵抗があった。
今まで、着たことのないもの。
だがな、私は恋をしてしまったんだ。」
(芦屋)
「.....え?」
(瀬戸中・高山・小南・宮本)
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