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「この衣装にさ。
可愛いという名の
今までにない新鮮なこの感じ。
私は、この衣装に一目惚れしてしまった。
泉、いつかこの気持ちに気づく時が
きっと来るはずさ。
だから、今は恥ずかしくても、いつか泉も、
恋をするさ、さあ、その衣装を纏い
私達と共に
最高の時間を味わおうじゃないか!」
(芦屋)
「詩音ちゃんってこんなキャラだっけ?」
(瀬戸中)
「芦屋先輩は今、恋する乙女モードなんだ」
(高山)
「素敵です。」
(小南)
「ふー、なんかスッキリしたよ。
自分自身の鎧が脱げた感じで、
ほんと、最高のメンバーだな。」
(宮本)
PM13:55
カーテンの隙間から客席の様子を伺う私達。
「すごい人の数だぁ」
(小南)
「まるで人がゴミのようだな!」
(高山)
「おい(笑)」
(宮本)
「あっ、穂花ちゃん!
おばあちゃんよ!あそこに!」
(芦屋)
「おばあちゃん。」
(小南)
そして、
PM14:00
「これより
アイドルお披露目会を開演いたします。」
(司会者)
肩を組み、みんなで円陣を組む。
「さあ、今までの練習の成果を出しきって、
悔いの残らないように、思いっきり弾けよう!
よし、行くぞーー!!1、2、3、4~.....」
(芦屋)
「GOーーーーー!!!!!」
(芦屋・小南・高山・瀬戸中・宮本)
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