転落-3

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「市川さん」 地下鉄の入り口。 地下へとのびる階段の手前 俺の手を引く、松永。 「あれ、お前いたの」 どうやらずっと隣に並んでいた松永が、不服そうな顔をして俺を見る 「……もう」 「は?なにその顔」 テメエとは上司部下の関係で、そんな拗ねた顔される間柄じゃねーわボケ
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