第1章

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どうしても怪我したかったり、どうしても悪霊に憑かれたかったら私が相談に乗ります。ある程度のタブーは知っていますので、端から試せばどれか当たりを引くでしょう。取り返しはつきませんし、命の保証も将来の保証もありませんが。馬鹿は死ななきゃ治らないと言いますし、一度死んでみるのも乙なものかと。向こうは良いところらしいですよ、便りによると。どうせ輪廻の輪を狂ったように周り続けるのが人生です。ちょっとくらい早上がりしても問題ないです。解脱までちょっと二、三回転生が増える程度で済みますよ
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