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「ああ疲れた…」
台所に行って、冷蔵庫から薄い黄色の炭酸飲料を手に取り、コップに注いで一気に飲み干した。
「青、またそれですか?」
好きですね。と言いながら黒い炭酸飲料をグビッと飲み干していく。
「隆菜もそれ好きだよね」
「これ飲むと生き返ります。青のそれはシャンパンみたいですよね」
「生姜入ってるらしいよね。」
使ったコップを洗って飲み物を冷蔵庫に仕舞い、自室に向かう。
椅子に座り、ヘッドホンをつけてPCの電源を入れる。こんな根暗な私の趣味といえば、ホラーゲームやサバイバルゲームをする事だ。
【青暗が浮上しました】
オンラインゲームにアクセスすると、すぐネッ友達からメッセージが飛んできた。
『青暗おはよー!』
『青暗やほ』
そんな中一人一人にメッセージを返して行く。ちなみにハンドルネームは本名に当て字をしただけだ。
『青wおっそいよwww』
“青”。そう呼んでいいのは私のオンラインゲームのチームの人だけだ。
そして無駄に草が多い奴は1人しかいない…
『青暗:うるせぇよ睡蓮。』
“睡蓮”。チームの中でも私と一番相性が良くて、まさに相棒。唯一無二。という存在だ。
…まぁ本人には言ってやらないが。
『睡蓮:ひwwwどwwwいwwww』
『太遥:青。睡蓮。うるせぇ黙れ』
太遥さん…うちのチームのリーダー。
『夜鴇@和:青ちゃんは騒いでない希ガス←』
『青暗:だよな私間違ってないよな←』
『李:はいふじょー』
『夜鴇@和:あ!李さぁぁぁぁん!!!』
『凛音:同じく浮上』
『睡蓮:みんなまとめてやふー』
『太遥:他の奴らは来てないな…』
『伶:はいはいふじょー』
『太遥:伶おはよ』
いつも通り個人戦のクリア報告をしたり、攻略法を教えあったりしていた。
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