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そんな中、リーダーの太遥さんが突然今夜暇かを全員に聞いてきた。
もちろん全員yes。
『太遥:じゃあ。夜中の1:11にログインするとゲームの世界に引き摺り込まれるって噂知ってる奴は?』
文字を打つ手が少し強ばる。
このゲームをやりこんでいる私達が噂を知らない訳がない。
『伶:みんな知ってるよね?』
『太遥:今夜、やってみないか?』
案の定、噂を確かめようと言うお誘いだった。
『夜鴇@和:いっすよー?』
『李:俺も』
俺も、私もと皆賛成して行く。
『太遥:じゃあ。決まりな。夜に備えて今日は解散』
ログアウトをし、パソコンの電源を切り私は少し考え事をした。
…このゲームは中々複雑で、ホラゲとサバゲーを足したようなモノだ。
御札も、もって…行くか?
「青稀飯ー」
襖をスパァンッと開け、そう声をかけて来た葉紅。
「あ。うん。今行く」
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