第1章

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「伝説の武器? 知らないな」 「さぁ。聞いたことないです。頭が痛い。飲み過ぎたようだ」 「う~。なんで昨日はあんなに飲んじゃったのかしら……気分が悪いわ」  聞いた話である。 「何かいい情報ないな~」  そんな事を言いながらH・Hは村を歩く。 「しかし、私なスポットあててるな。さすがに私編」  何故か妙に納得できる。  H・Hは歩き出した。  牛を引いてあるく村人や、クワを担いだ村人が見える。  のどかな村だ。 「そうだ。もしかしたら!」  H・Hは牛の近づく。 「すみません。伝説の武器って知ってますか?」  牛に聞いてみる。 「牛が喋るわけねーだろ」  答える牛。 「そうですね。すみません」  H・Hは頭を下げた。 「動物に話かけたことなかったから、試してみたけどやっぱり無理か」  H・Hは両手を後頭部にあてた。 「しかし、誰か情報掴めたかな?」  モブキャラは所詮モブキャラ。引き出せる情報は少ないのが今までである。 「さぁ。話を聞くかな」  まだ話かけていないモブキャラを探す。  そうしていると。  突然、何かがぶつかった。
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