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「お待たせしました~」
ばびゅ~んばびゅ~んと、つらつららが戻ってきた。
「お疲れ様です」
yasuは言う。
「それで、どうします? アルンダーはずっと南を指してます」
ハルヒト。
「とりあえず、アルンダーの指す方向に進みましょうよ」
と、さいやは言う。ちなみに、まだ明るい。
「そうですね。そうしましょう」
つらつららは頷く。
「んじゃあ、宿屋行ってチェックアウトしましょう」
銀兜は馬車の御者台に座る。一同も馬車に乗り込んだ。
「さぁ、スノーライトニングよ。宿屋に向かうのだ」
銀兜がそれを言うだけで、スノーライトニングは歩き出した。目的地まで走る便利自動馬車。
「馬の方が賢くねェか?」
馬車の中で田嶋。
馬車は町の中を進んでいく。交差点でもスノーライトニングは一時停止をする。優秀な馬です。
やがて宿屋にたどり着いた。
一同は荷物を馬車に積み、チェックアウトを済ました。
「さぁ、いきましょう」
銀兜。
馬車はフィールドに出た。
ひたすら馬車は南に向かって走る。夏なのに、風があり涼しい旅日和。
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