第1章

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 ちなみに私の小学生時代にも同じような話がありまして、ビッ🌕リマンチョコのシール欲しさにチョコを買って捨てるというのが取りざたされました。  むしろ、あのチョコレート美味しかったのですが。  そんな訳で、子供のうちから正しくあろうという教えを親御さんにしていただきたい。  今の小学生に食べ物を粗末にするという報道がされないのは、いいことだと思います。  すみません。謎の主張でした。  さぁ、話を続けようか。 「あん? だったらお前をボコボコにしてやろぅか?」  怖い男B。 「なにゆえにそうなる? 会話になってないよ……」  H・Hは聞き返した。 「そして、現金を出せ!」  怖そうな男A。 「だからなんでそうなんだよっ!」  H・Hは叫ぶ。 「とりあえず、食らえパンチ!」  怖そうな男Aは唐突にというか、脈絡なくH・Hに殴りかかる。  H・Hは身体をひねり避ける。  怖そうな男Aの身体が泳ぐ。 「いた、しかたありません」  たがが、ゴロツキ二人。酔拳を使うまでもない。  鈍い音が響く。  三分後……  H・Hは怖そうな男ABを叩きのめしていた。
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