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馬車は村に入る。コースイの村と看板があった。
馬車は村を進もうとした。
「ん?」
だが、村に入ってすぐの位置に宿屋があった。
「宿屋ありましたねー」
H・H。
「じゃあ、もうチェックインしちゃいましょう」
銀兜。馬車を宿屋の前に停まらせる。
「は~い宿屋につきましたよ~!」
銀兜がそう言うと、各自荷物を持って馬車から降りた。
銀兜は馬車を邪魔にならない位置まで移動させる。
「今までのパターンだと、酒に特化した村の可能性あるよね」
さいや。
「まぁ、私も飲めないわけではないので困りません」
つらつららは言う。
「私にとっては毎日飲まなければならない、ラム酒すらキツいと言うのに……」
yasuは不満そうに呟く。
「僕は実は楽しみだったりしますね。美味しいお酒」
ハタチを超えて、飲める時期のハルヒト。
「日本酒なら、飲めなェこともないが、酒はなァ……」
と、田嶋。
「まぁ、宿屋に入ってみよう」
ダサイノは宿屋の扉を開いた。
「いらっしゃいませ!」
中からいい体格をした店主が出迎える。
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