第1章

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「ウィスキーロックで」  ダサイノ。 「アイスワイン」  つらつらら。 「アイスワインはないですね~冷たいワインならありますけど」  と、店主。 「ならば、その冷えたワインお願いします。赤で」  つらつららの注文。 「酎ハイお願いします」  ハルヒト。 「私もウィスキーロックで」  さいや。 「俺ッチも、日本酒、グラス一杯だけ」  田嶋。 「私はカルーアミルクお願いします」  ぱとたろう。 「焼酎の水割り」  H・H。 「皆さん、珍しくお酒頼みますね」  未成年のジェラール。 「いや……」 「なンかな……」 「急に飲みたくなりました」  続けて、ダサイノ、田嶋、さいや。 「私は無理です」  yasuは言う。 「僕はオムライスで。お酒はいいです」  七夕。 「私もオムライスで。お願いします。お酒って美味しんですか?」  ジェラール。 「飲まないにこしたことはないと思いますが、私もオムライスで」  yasu。 「後は適当におつまみお願いします」  つらつららは言った。 「かしこまりました」  店主は厨房に引っ込む。一人で宿屋を切り盛りしているようだ。
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