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「築島先生の事も本当は大好きで甘えたいはずなのに・・・。
望都さんなりに母親の事を気遣って、自分が抱える悩みや欲求を話す事で負担を掛けたくなかった。
だから母は、そんな望都さんの気持ちを受け止めようと必死だったんです。
その事は先生も理解していて、母親としての寂しさを感じながらも、私の母を介して望都さんの気持ちを理解しようと頑張ってらっしゃいます。」
蛙の子は蛙。
望都はミヤビおばさんの活躍を見て育ち、自然と料理に興味を持つようになった。
そして不器用な愛情表現や大切な人への気遣いの仕方も、きっと2人はそっくりなのだと思う。
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