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「あの・・・、それって・・・。」
この問いは、私と望都がもうキスを交わしているという事実を香織さんが知っている事を表している。
恥ずかしくて顔から火が出そう。
だけど香織さんは、私とは違う大人の女性だ。
「彩羽さん、頑張って下さい!
きっとお互いが同じ気持ちなら、絶対に思い出す事ができます。
望都さんの中で楽しい思い出として残っているという事実は、きっと彩羽さんも一緒に楽しみ、幸せな時間を過ごした事の何よりの証拠ですから!」
「え・・・、いや、あのぅ・・・。
私、望都の事が好きだなんて言いましたっけ・・・?」
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