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夏。
程よくクーラーの効いた部屋。
俺は床に座りパソコンに向かっていた。
「ねー、直みてみて♪」
背中にフリルらしきスカートの裾が掠める。
新羅がくるっと回転したらしい。
「...んだよ?女装?「もちのろん!」
「今度は誰?」
「直の嫁じゃないけど、定番の猫耳メイドさんだよー!絶対領域も好きでしょ?」
新羅は頭に付けている猫耳を軽く引っ張りながら、絶対領域を俺の腕にくっつけた。
俺の心拍数は一気に上がる。
「そりゃあ、好きだよ。」
「だったらパソコンより俺に構えよー(´・ω・`)」
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