第九章

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「そ、そりゃあ私はただの仮ですよ。それでも遙様以上に好きになったんです恋はいつだって唐突なんです!」 「いや、知らねえし」 くそっ。 黒木さんの話したら黒木さんに会いたくなってきた。 「こら、お前達……人のお姫様にちょっかいは出すものじゃない」 その時、懐かしい声がした。 聞き覚えのあるような少しだけ低くなった低音ボイス。 けど知っている声……。 ゆっくりと後ろを振り返るといたのは……笑顔が素敵な男子でした。  
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