第九章

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「……えっと」 「ちょっかいはかけてないです! 何もしてませんし」 いきなり慌てだした三人のことはどうでもよく目の前に天使の笑みを浮かべた彼のことがものすごく気になった。 美形、美声はもちろんなのだがこの神々しいオーラやちょっと色っぽさもある……黒木さんとは真逆の雰囲気。 「まあ、いいや。彼女と話したいから……散れ」 「は、はい!」 漫画を見ているかのような登場やセリフ、挙げ句に去っていく三人組も一人だけ何もないとこでコケたりしていた。 まさしく漫画。 じゃなく。  
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