第九章

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学校についてからしばらくしてエンジェル集まりの場にいた私は怒られていました。 「自分の身もろくに守れねえんだから一人で出歩くなバカ女!」 「ま、またバカって……黒木さんのバカ! バカって言った方がバカなんですからね!」 朝から授業も受けずに黒木さんと言い合いを続けていれば周りは痴話喧嘩だの夫婦喧嘩だの冷やかしてくるがそんなもの無視です。 私だって弱いだけの守られないと生きていけないような子供じゃないのにっ……  
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