第九章

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光side 「……愛されてますね。闇さん最初はすごくおとなしかったのに三日そこらでやっぱりわかりやすいくらい変わりましたね」 「ったく……女は面倒だな」 「そう言いながら……闇さんに一目惚れしたボスは闇さんに振られて落ち込む、と」 雪の頭と口をどうにかしたいものだが、ここは堪えるところだ。 女の扱い方なんざ知らねえ俺には雪のアドバイスだけが、とりあえずの救いだからな。 「光さんも言ってあげればいいじゃないですか。闇さんも好きな人に言葉をもらえなくて不安なんですよ」 不安か……よくわからんな。  
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