第九章

17/56
前へ
/398ページ
次へ
「つかぬことをお聞きしますが、透兄さんの歳は……」 「19歳だよ」 19歳が、どこかの学生服を着ていて、いわゆるこれはコスプレか。 いや、セーフなのかな。 「闇、今変なこと考えてるよね。19だけど高校生だからね」 「……う、嘘だ!」 「な、なんでそう思うのさ」 幼き頃の記憶では透兄さんは私と三つか四つくらい歳が離れて……どうだったかな。 記憶が曖昧すぎて……。 まあ、今時20代の高校生もいるし不思議ではないか。  
/398ページ

最初のコメントを投稿しよう!

149人が本棚に入れています
本棚に追加