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「佐村さん。あの京と言う男何者ですか?」
佐村の子分、木村が問いかけた。
「あいつはただの金貸しや。
名前は多市 京。歳はお前と同じ
23やったんちゃうかな」
そう佐村は呟く。
「そうですか。京ってやつは冷たい
目をしてますね。何か生きてるのに
死んでるような…」
「確かにな。喧嘩の腕も一流。
ちょっと名前が通るくらいの奴でも
全く相手にされんはず。冷酷で残酷
な男なんやわ」
「ある意味、ヤバい奴なんでね。
それより、先ほど回収した金で
一杯やりませんか?」
「お前もこの世界で生きるなら
仲間にする人間には気をつけろよ。
せやな、ちょっと飲んでくか」
そう言い佐村達は繁華街へ消えていった。
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