プロローグ

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ねぇ、晴(ハル)。 あの日から、何年も経って私たちももう大人になるね。 あなたは、きっと幸せな日々を過ごしているんだろうな。 そう考えただけで、私も幸せな気持ちになれる。 ・・・でもね、少し寂しくもなる。 今でも時々思う。 もしも、あの時、私が素直に気持ちを伝えられていたら--- もう少し頑張れていたら--- 2人の未来が何か変わっていたんじゃないかって。
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